風水の基本の考え方
土、太陽、風、水。いずれも私達の暮らしに欠かせないものがベースになっています。
○「太陽」 太陽の動きにあわせた家作りをしよう
北半球の場合、太陽は東から昇り、南で一番高くなり、西に沈んでいきます。また、北は太陽が当たらない時間の方位といえます。この太陽の動きに合わせて家をつくったり、インテリアを整えることが、吉相の家や部屋をつくる基本の一つです。陰陽バランスをとることにもつながります。
○「土」 実は家作りよりも大切なのが土地
土は『地相』とも表し、大地からのエネルギーを意味します。風水では『家相より地相』、つまり土地のもっているパワーの方が、実は家相よりも強大だと考えます。風水の盛んな香港では、吉相の土地を「龍脈の走る土地」と言い表すほどです。敷地の形や周辺環境、立地などが、吉相の土地の条件を左右します。
○「水」 水を上手にコントロールすることで住まいは吉相に
水は“陰の気”をもつと考え、パワーが強く働くとマイナスになることもあります。住まいの中の水、つまり、キッチンやバスルーム、トイレなどは、家相的に問題がおこりやすい場所と考えます。上手に水のパワーをコントロールすることが、運の安定に結びつきます。
○「風」 風通しが良い家は幸運もスムーズに入ってくる
家の外と中の空気の状態が等しいこと。これも吉相の家の条件です。そのためにも、風通しは良くなくてはいけません。家の中の空気がよどむと幸運も家の中をスムーズに行き来できなくなります。風は、太陽と土を結び、厄を払ってくれるものと考えます。